雑誌の「ムー」と言えばUFO、宇宙人、UMA、古代文明、超能力、心霊現象、都市伝説などなどで怪しげな雑誌という印象がありますよね。
1979年に創刊された月刊誌『ムー』は、世界の謎や不思議を追い続けてきた、日本を代表するミステリー・オカルト系の雑誌です。
そんな『ムー』が、なんと!!100円ショップの「Seria(セリア)」でアルミホイルになっています。ご存じでした?
セリアのHPです。
https://www.seria-group.com/products/mu.html
これ、ただのアルミホイルではありません。ホイルそのものに『ムー』らしいデザインが施されていて、普通のおにぎりやサンドイッチを包むだけでも、なんともミステリアスな雰囲気になります。
なぜムーがアルミホイル?、なぜ100円ショップ?なの?・・・・そもそも、アルミホイルとオカルトに何の関係があるの?と思いますよね。
意外な組み合わせである「ムー アルミホイル」について、月刊『ムー』とセリアのコラボレーション、そしてアルミホイルという素材の面白さについて紹介します。
月刊「ムー」とは?
『ムー』は、1979年に創刊された月刊のミステリー・オカルト系雑誌です。国立国会図書館の書誌情報によると、創刊号は1979年11月号で、現在も刊行が続いています。出版社は現在のワン・パブリッシングです。
『ムー』が扱ってきたテーマは幅広くて、UFO、UMA、古代文明、超能力、心霊現象、都市伝説、予言など、「世界の謎と不思議」に関するものが中心です。
創刊のきっかけには、当時の学研の学年誌などで掲載されていた「ミステリーゾーン」などの企画が好評だったことがありました。学研の編集部では、夏休みなどにオカルトやミステリーを扱った特集を掲載していました。こうした企画への反響がよかったことから、1979年に独立した雑誌として『ムー』が誕生しました。
『ムー』は、最初から「オカルト専門誌を作ろう」と突然生まれたというより、読者の「不思議なものを知りたい」という好奇心から発展した雑誌だったともいえます。
『ムー』は最初から今のスタイルだったわけではない
現在の『ムー』は独特の世界観になっていますが、創刊当初から現在と同じスタイルだったわけではありません。創刊当初は中高生を意識した内容でしたが、その後、内容や判型を変更されています。
1982年1月号から月刊化され、現在につながるスタイルへと発展していきました。
2022年には創刊500号を迎えており、長期間にわたって独自のジャンルを維持していることも『ムー』の大きな特徴です。
そして『ムー』が100円ショップのセリアに!
そんな『ムー』が、なぜか100円ショップのSeria(セリア)に進出してるのです。しかも、一つの商品だけではありません。
2026年には、ステッカー、缶バッジ、アクリルキーホルダー、アクリルスタンド、文具、ポーチなどに加え、ランチボックス、保冷剤、フードバッグ、ドリンクボトル、そしてアルミホイルまで、幅広い商品が展開されています。
『ムー』公式サイト「webムー」でも、2026年のセリア向け商品について「50アイテム以上」と紹介しています。このアルミホイルも単発の「面白グッズ」ではありません。
『ムー』の世界観そのものを、日常生活のさまざまな場所へ持ち込む大規模なコラボレーションになっています。
なぜ『ムー』とセリアがコラボしたの?
『ムー』は以前から、雑誌という枠にとどまらず、さまざまな企業や商品とのコラボレーションを行っています。『ムー』を発行するワン・パブリッシング自身も、過去にさまざまなコラボレーションを展開してきました。
セリアとのコラボレーションも、その「ムーの世界観をグッズ化する」という流れの一つだと思われます。
セリア側にとっても、『ムー』の特徴的なロゴやUFO、宇宙人、UMAなどのデザインは、一般的なキャラクター商品とは違った個性的な商品を作りやすい素材です。この独特の存在感が、100円ショップとの相性のよさにつながっているのかもしれません。
なぜ100円ショップなの?
『ムー』のグッズが高級ブランドショップではなく、100円ショップで販売されているわけですが、「特別なコレクターズアイテム」ではなくて、「普通の生活用品にムーの世界観を加える」という方向になっています。
『ムー』のアルミホイルで包めば、普通のおにぎりが「何か秘密を隠している物体」のように見えてきます。お昼にお友達、友人仲間といっしょに食べていても、話題になりますよね。「日常と非日常のギャップ」で、話が盛り上がるかもしれません。この面白さを狙ったんでしょう。
なお、セリアの商品は基本的に「100円ショップ」という価格帯を生かした商品展開で、今回の『ムー』関連商品にも税込110円の商品が多数あります。2026年のアルミホイルについても、商品情報では110円(税込)とされています。
そして登場した「ムー アルミホイル」
今回特に注目したいのが「ムー アルミホイル」です。
商品名は、「ムー アルミホイル 20cm幅×2m」です。
2026年に確認されている商品情報では、価格は110円(税込)、サイズは幅約20cm×長さ約2m、JANコードは4964549066629です。
一般的なアルミホイルなら、銀色のアルミ箔が巻かれているだけです。ところが「ムー アルミホイル」は違います。ホイルに『ムー』のロゴや宇宙をイメージしたデザインなどが印刷されています。
アルミホイルそのものを、ムーの世界観を表現する媒体にしてしています!
なぜアルミホイルなのか?
なぜステッカーやクリアファイルだけではなく、アルミホイルなんでしょうね?
実はアルミホイルは、コラボグッズの素材として考えると意外に面白い特徴があります。
- アルミホイルは次のような特徴があります。
- 薄くて軽い
- 金属特有の光沢がある
- 折り曲げやすい
- 印刷によってデザインを加えられる
- 食品を包む用途に使える
- ロール状にして販売できる
しかも「銀色の金属」という見た目そのものが、宇宙・未来・UFO・未知のテクノロジーといった『ムー』のイメージとも相性がいい。
そして、「日常的なキッチン用品なのに、見た目を変えるだけで『ムー』の世界観を乗せられる」というところがポイントです。
「ムー アルミホイル」は調理器具ではなく、包む楽しさを重視
2026年の商品紹介では、「ムー アルミホイル」はおにぎりやサンドイッチ、お菓子などを包む用途が紹介されています。
一方、電子レンジはもちろん、オーブン、オーブントースター、直火での使用はできないとされていますので、一般的な料理用アルミホイルと同じ感覚で「加熱調理用」と考えるのではなく、食品を包んだり、ラッピングしたりするためのデザイン性の高いアルミホイルとして考えるのがよいでしょう。
普通のおにぎりが「ムー」に!
例えば、おにぎり、普通のアルミホイルなら、どこにでもある普通のおにぎりですが、『ムー』のロゴや宇宙人などが印刷されたアルミホイルで包むと、一気に雰囲気が変わります。
中身は普通のおにぎりなのに外側だけは、「これは極秘のお宝では?」と思わせるような雰囲気になります。
アルミホイルの機能性だけではなく、「包む」という行為そのものを遊びに変えているところが、この商品の魅力です。
銀色のホイルに宇宙やUFOをイメージしたデザインを加えると、紙製の包装とは違った雰囲気になります。
アルミニウムという素材そのものが持つ、「金属」「光沢」「軽さ」「薄さ」といった特徴が、商品のデザインと組み合わされています。
素材とコンテンツの組み合わせとして見ると、なかなかよくできた商品です。
『ムー』はアルミホイルだけではない
2026年のセリア向け『ムー』グッズを見ると、アルミホイルはむしろ数ある商品の一つです。
- セリア向け『ムー』グッズは次の商品があります。
- ステッカー
- 缶バッジ
- アクリルキーホルダー
- アクリルスタンド
- ノート
- クリアファイル
- ポーチ
- フードバッグ
- 保冷剤
- ランチピックス
- ドリンクボトル
- アルミバッグ
- ランチボックス
「『ムー』のロゴを使ったグッズ」というより、「日常生活を『ムー』化するプロジェクト」と考えたほうが面白いかもしれません。
参照・引用先
Seria公式サイト「月刊ムー」商品ページ
ITmedia ねとらぼ調査隊「セリアの『月刊ムー』グッズ」記事
ASCII.jp「月刊『ムー』通算500号記念『webムー』1周年」
美術手帖「月刊ムー」概要記事
advertimes「月刊ムー編集長インタビュー」


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