アルミホイルは基本的には電子レンジでは使用できません。
アルミホイルはアルミニウムという金属なので電子レンジの電波で加熱すると火花が散って発火して発煙や電子レンジ故障の原因になったりします。
電子レンジはマイクロ波という電磁波で食品を加熱しますがアルミホイルの表面の電子がマイクロ波を浴びると振動して、電子が飛び出して火花が発生します。
アルミホイルが電子レンジの壁やガラス扉に触れると火花が発生して火災の原因となることもあります。
アルミホイルに限らずアルミの容器は、電子レンジで火花が出たり、発煙したりして発火の原因となりますので使用できません。
アルミホイルも、アルミニウムという金属を薄く伸ばしたものです。
アルミホイルだけでなく、金属製の食器や金属の装飾がついた食器は電子レンジでは使えません。

火花の原因
アルミホイルは金属のアルミニウムを薄く伸ばした(圧延した)ものです。
電子レンジは、マイクロ波という電磁波で食品に含まれる水分を振動させることで熱を発生させています。
金属の表面には電子が多く存在しており、電子レンジの電磁波を浴びることで、この電子が活発に動きます。アルミホイルのしわやその尖った部分を出口として電子が飛び出した状態の放電したものが火花です。
アルミホイルだけでなく金属製食器や金属装飾が施された食器は注意が必要です。突起の多いものは火花が出やすいです。火災の原因にもなりますので食器などが電子レンジ対応かどうか確認します。
アルミホイルとオーブン
アルミホイルはオーブン、オーブントースターで使えますし電子レンジのオーブン機能であれば使用できます。
オーブンでパンなどを焼くのであればクッキングシートや耐熱皿の代わりに使えます。
電子レンジのオーブン機能の場合は、加熱の途中でレンジに切り替わらないようにしておく必要があります。
オーブンはヒーターやガスなどの放射熱を利用して加熱するのでアルミホイルを使っても火花が出ることはありません。
電子レンジはマイクロ波を使って食品を加熱するためにアルミホイルに電流が集中し火花が発生する危険があります。
ただし、オーブンでアルミホイルを使う場合は、オーブンの熱源に触れないようにしなければなりません。
アルミホイルは、耐熱性・熱伝導性にすぐれていますので、オーブンなどで温めるときはもちろん食材を包んで口を折って閉じて包み焼きにするのにも向いています。
アルミホイルは熱伝導性が高いので冷凍にも最適です。食品用ラップよりも早く凍ります。
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