ルミサス、アルミカップとは?アルミかプラスチックか、新素材か?

アルミリサイクル 解説

東洋製缶が開発した飲料用アルミカップをご紹介します。

引用・参考先
https://www.tskg-hd.com/ourimpact/openup/detail/20231206151510.html

特徴とメリット

水を使わない製造方法

従来のアルミ缶製造では潤滑油の洗浄に大量の水が必要でしたが、ルミサスは「aTULC材」という特殊なラミネート素材を使うことで、潤滑油不要&水使用ゼロを実現しました。

東洋製缶が開発した環境配慮型アルミ缶のaTULC(エータルク)は、アルミニウムとポリエステル樹脂のハイブリッド材を使用することにより、クーラントが不要で洗浄の水を使用しないため、水資源の保全につながります。つまり、aTULCはアルミDI缶より、設備が簡略で省スペース、環境負荷を低減した製缶システムです。

冷涼感と保冷性

アルミの高い熱伝導率によって手に持った瞬間や口に当てた瞬間にひんやり感が伝わります。特に炭酸飲料との相性が抜群で、泡立ちや香りの保持にも優れています。

リサイクル性が高い

アルミは約660℃で溶けるため、リサイクルしやすく、環境負荷が低い素材です。紙やプラスチックに比べて、SDGsへの貢献度も高いです。

印刷対応でオリジナル性

ロゴやイベント名などを印刷できるため、記念品や販促ツールとしても活用可能です。小ロットから大ロットまで対応できる印刷方式が用意されています。

実績と評価

★第47回木下賞 新規創出部門

★日本パッケージングコンテスト2022「飲料包装部門賞」受賞

★スタジアムや音楽フェスなどでの採用実績あり

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