アルミのプチプチって何?効果あるの?

アルミホイル 解説

アルミのプチプチというのを聞いたことはありますか?

断熱効果があるのか、一般のプチプチと何が違うのか詳しく解説します。アルミのプチプチは使い方次第で効果の高い簡易断熱材になります。

アルミ素材の特性を踏まえて、プチプチアルミの仕組み・効果・製造工程・購入方法・価格まで詳しく解説します。

アルミのプチプチとは

アルミのプチプチとは、気泡緩衝材(いわゆるプチプチ)にアルミ箔を貼り合わせた断熱・遮熱材のことです。

表面にアルミ箔(純アルミまたはアルミ蒸着フィルム)、中間層に空気を閉じ込めた気泡層(ポリエチレン)、裏面にプチプチ、またはアルミとプチプチの多層構造という構造になっています。

アルミは熱を反射する性質が非常に高く、プチプチの空気層は熱を伝えにくい性質を持っています。アルミのプチプチは、「反射(アルミ)」と「空気断熱(プチプチ)」を同時に利用した断熱材です。

断熱効果(冬場・夏場)

冬場の断熱効果(保温)

冬は、室内の暖かい空気や熱が窓・床・壁から外へ逃げてしまうので、室内が寒くなりますが、アルミのプチプチを使うと、アルミが室内の熱を反射して、熱を戻して、プチプチの空気層が熱の移動を遅らせる効果があります。この二重の効果で窓ガラス(結露防止にも有効)、玄関ドアの内側、床下収納のフタ、冷えやすい北側の壁などに施工すると部屋の保温効果が高まります。

室内側にアルミ面を向けることで、暖房機から出る赤外線を反射して部屋に戻して、プチプチ内の空気層が、外からの冷気が直接伝わるのを防ぎます

夏場の断熱効果(遮熱)

夏場でもアルミのプチプチは効果を発揮します。アルミは赤外線(輻射熱)を90%以上反射する性質があって、窓から入る日射熱や屋根や外壁から伝わる輻射熱を室内に入る前に跳ね返すことができますので、窓の内側に貼ったり、屋根裏に敷く、西日が当たる壁に使うとエアコンの効きが良くなって、冷房効率の改善につながります。

外側にアルミ面を向けることで、日光に含まれる赤外線を強力に反射し、室温の上昇を抑えて、屋外からの熱をシャットアウトするために、冷房効率が格段に向上します。

製造工程

アルミのプチプチは、次のような工程で製造されます。

アルミ箔(アルミホイル)またはアルミ蒸着フィルムの製造

アルミを極薄(数ミクロン)に圧延、または樹脂フィルムに蒸着させます。

プチプチ(気泡緩衝材)の成形

ポリエチレン樹脂を加熱・成形し、空気層を作ります。

ラミネート(貼り合わせ)加工

アルミ層とプチプチ層を接着剤や熱圧着で一体化します。

カット・ロール加工

用途に応じてロール状やシート状に加工します。

なお、製品によっては、両面アルミタイプ・気泡が大きいタイプ・発泡シートを重ねた多層構造のタイプなど、断熱性能を高めたものもあります。

購入先(店舗・通販)

実店舗

  • プチプチアルミはこれらの店舗で比較的入手しやすいです。
    • ホームセンター(コーナン、カインズ、DCMなど)
    • 建材店
    • DIYショップ

店頭では「断熱シート」「遮熱シート」「アルミ断熱材」という名称で販売されていることが多いです。

通販

  • プチプチアルミは通販では種類が豊富です。
    • Amazon
    • 楽天市場
    • Yahoo!ショッピング
    • 建材専門ECサイト

通販であれば、サイズ・厚み・構造を細かく選べますし、業務用・高性能品も購入できます。

価格

  • プチプチアルミの価格はサイズ・構造によって幅がありますが、目安は以下のとおりです。
    • 小サイズ(90cm×180cm程度):500円~1,500円前後
    • ロールタイプ(幅90cm×10m程度):2,000円~5,000円前後
    • 高性能・多層タイプ:5,000円~10,000円以上

一般的な断熱リフォームと比べると、安くなるのがメリットです。

まとめ

アルミのプチプチは、特に、窓の断熱・遮熱、結露対策、冷暖房効率の改善といった目的には、コストパフォーマンスの高い選択肢と言えます。手軽に寒さや暑さ対策をしたいという場合は、アルミのプチプチは効果のある選択肢です。

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